0
¥0

現在カート内に商品はございません。

ARCADIA'S|アルカディアの体験ツアーとオリジナル商品/アルカディアズ

【農家れすとらん なごみ庵】山形のばあちゃんと囲炉裏でお茶を飲み郷土料理を一緒に作る旅

《ばあちゃん家でのんびりおしゃべりとごはんだしのお手伝い》

「どうもおしょうしな〜。」いつも優しい置賜弁と標準語のバイリンガルで温かく迎えてくれる。この人こそが現存する最後の「ザ・ばあちゃん」かもしれない。古き良き昭和の時代からタイムスリップしてきたような、ホッとする山形のばあちゃんに会いに行きます。一緒にごはんだしをして、囲炉裏端でお茶のみのんびり過ごす旅。

ごはんだしの他に、季節により色々なプチ体験ができるのでばあちゃんと要相談です。忙しい日常から離れ、ちょっとだけ何を言っているのかわからない置賜弁に癒されてみてはいかがでしょうか。

(訳:おしょうしな=ありがとう。ごはんだし=食事の支度をすること。)

山形県長井市

「山の港町」と呼ばれる山形県長井市。長井市はかつて最上川舟運の港町として栄えました。最上川西岸の街道に沿って商家群などが点在する長井の町場景観は、国の重要文化的景観として選定されました。長井の豊かな水と盆地特有の気候が、ぶどうやさくらんぼ、すいかなどのおいしいフルーツをはじめとする農産物を育み、多くの米沢牛の「チャンピオン牛」を輩出する理由のひとつともなっています。

農家れすとらん なごみ庵へのアクセス

山形県長井市成田1445
山形鉄道フラワー長井線 あやめ公園駅より徒歩20分

この企画は、1名様からお申し込みいただけます。ご希望の日付をお選びいただき、現地確認後に受入の可否について、ご連絡をさせていただきます。現地の都合により予約ができない場合もございますので予めご了承ください。

<あうたび人>
農家れすとらん なごみ庵 菅野 ちゑさん

山形県長井市で農業の傍ら、農家れすとらん、加工品の販売などを行う菅野さん。可愛らしい笑顔がトレードマークで、子供の頃いつも笑ってた田舎のばあちゃんを思い出させる。

昭和22(1947年)年1月山形県白鷹町生まれ。母親の体調不良もあり8ヶ月の未熟児として生まれる。21歳の七夕の日に、地元の男性とお見合いをすることになり長井市のあやめ公園で初デート。

翌年の春、めでたくゴールイン。今の自宅がある長井市へ嫁いで来ました。義両親とその親(祖母、山形弁でおばんちゃ)と自分たち夫婦での暮らしが始まりました。

写真はイメージです。

当時は、目指せ7桁農業と言われ、農家の年収が100万円に満たない時代でした。100万円どころか、日当1,300円なんていうことも当たり前。菅野家では、この頃に豚舎を建てて養豚業も始めました。

その後、昭和49年原木椎茸の栽培を始めるため白鷹町の山を購入する。原木用の木を一家総出で切り出し自宅まで運びました。「中国産の安い椎茸が入ってくるまでは、まあまあ良いお金になったですよ。」と振り返る。

時代は流れ平成となり、今度はさくらんぼの事業を始める。当初は、あんずの栽培をしたが失敗。さくらんぼに切り替え、苗木を植えてから7年。最初に収穫したさくらんぼの味が今でも忘れられないそうです。

令和となり今は、稲作とさくらんぼを中心に農業を行なっています。3人の子供を育て上げ無我夢中で半世紀以上を駆け抜けて来たちゑさん。春からは、息子さんが後を継いでくれると嬉しそうに話してくれました。

農家れすとらん なごみ庵

一緒になごみ庵を運営している高橋さん(右)

もともと近所の婦人会で惣菜などの加工販売を行うために「すももの木」という屋号でスタートしました。しかし、忙しい毎日の中でなかなか手がつけられず、しだいに休眠状態になってしまう。

そんな中、グリーンツーリズムと出会う。「私がやりたいことはこれだ!」と農家レストランを立ち上げる準備をスタート。ある日、国の農業の統計検査で訪れていた高橋さんから、ここで一緒に働きたいと申し出を受ける。

そんなにお給料も払えないのでと一度は断りましたが、高橋さんの熱意に負け一緒に始めることになりました。

平成19(2007)年12月25日になごみ庵オープン。ちゑさん60歳の時でした。それから県内外から注目をされ、JRのポスターにも掲載されるほどの人気店になって行く。ちゑさんの人柄とお肉を使わない優しい田舎料理のランチが評判のお店です。

ばあちゃん家でくつろぐ

「よくござったなっし(よくいらっしゃいました)」と笑顔で迎えてくれるちゑさん。思わず「ただいま」と言ってしまいそう。まずは、お茶を飲みながらほっこり。

石臼の上で大豆を打って平べったくするうち豆づくりなど、季節ごとに様々な体験ができます。 ※うち豆とは、山形をはじめとする雪国で作られてきた豆の保存食です。

ベロ干し大根とニシンの煮物

ベロ干し大根と身欠きにしんを一緒に炊くベロ干し煮は、この地方で伝わるおふくろの味です。

嬉しそうに見せてくれるちゑさん

大根をベロのように細長くカットし乾燥させた保存食。

自家製の野菜や旬の食材を使って、ちゑさんに教えてもらいながら田舎料理作り。本当のばあちゃんのお手伝いをしている気分になります。

作ったお料理をちゑさんと高橋さんとおしゃべりをしながら一緒に味わいます。

プラン情報

日程通年
料金5,500円
料金に含まれるもの体験料、施設使用料、昼食代、旅行傷害保険
定員6名
最少催行人員1名
集合場所農家れすとらん なごみ庵 10:00
予約期限参加希望日の7日前
キャンセル規定20日前以降・・代金の20%、10日前以降・・代金の50%、当日または無連絡不参加・・代金の100%

ご予約はこちら

ご予約はすべてリクエスト予約となります。下記カレンダーよりご希望の日付を選択し、ご予約下さい。

旅行行程

▼1日目
時間行程
10:00農家れすとらん なごみ庵 集合
10:15ばあちゃん家に遊びに来たように、ゆっくりくつろぎます
お茶を飲みながら自己紹介
ちゑさんとおしゃべり

※基本、何の体験ができるかではなく、ばあちゃん家でのんびりお話をして、一緒にご飯を作り、美味しいランチを食べるイメージで来てください。
11:00田舎料理作り
ちゑさんと一緒に旬の野菜や地元の食材を使った田舎料理作り。ばあちゃん家なので、軽いお手伝いの気持ちで大丈夫です。
帰りにレシピを教えてもらって、自宅で作ることもできます。
12:00田舎料理のランチ
一緒に作った料理を食べながら、ちゑさんとランチタイム。
※当日は貸切の営業ではないため他のお客様と一緒になる場合もございます。 お客様との交流もお楽しみいただきながら、お食事をお召し上がりください。
13:00季節の体験
野菜の収穫や室内での作業などを体験していただきます。
季節や当日の天気により、ちゑさんと相談して決めてください。

<体験例>
春)大根干し作業、ふきのとう採り
夏)野菜収穫、ナス干し作業、畑仕事のお手伝い
冬)囲炉裏でみそ餅焼き
8月~9月 丸茄子漬け作り
6月~9月 ウコギの新梢摘み
12月~1月 うち豆作り
14:00 終了解散

おすすめ立ち寄りスポット

斎藤製麩所

なごみ庵の隣にある斎藤製麩所。4代目のご主人と奥様で、お麩の魅力を知ってもらいたいと工場直売所を営んでいます。もちろん、なごみ庵で使っているお麩はこちらの商品です。

おしゃれな店内では、目にも鮮やかな生麩を使ったお菓子が並んでいます。ここに来ないと食べられない生麩のお菓子が大人気です。

ライター西村愛さんの体験ブログはこちら!

<西村愛さん>
フード&トラベルライター。
「島根 地理・地名・地図の謎 (実業之日本社)」「わたしのまちが日本一事典(PHP出版)」「ねこねこ日本史でわかる都道府県」共著。

「山形・長井市 山形郷土料理を学ぶ旅」
https://love.exblog.jp/242084176/

服装・持ち物

  • 特になし

ご注意事項

  • 当日は貸切営業ではないため、他のお客様と一緒になる場合もあります
  • 調理体験以外の体験は、季節や天候によりことなるため現地でのご相談となります。

旅行企画・実施・問い合わせ先

一般社団法人やまがたアルカディア観光局
TEL:0238-88-1831 FAX:0238-88-1812
https://tour.arcadia-kanko.jp/
〒993-0003 山形県長井市東町2番50号
山形県知事登録旅行業 第2-292号

WEBからのお申込み

旅行条件書PDFをお読みになり、「旅行条件書を確認しました」にチェックを入れてください。
ご希望のプランを選択し、会員登録またはログインして申込み手続きを完了してください。

¥5,500 税込